ランジェリーの起源と歴史
こちらの項ではランジェリーの起源と歴史について考えています。
皆さんはランジェリーの始まりはいつ頃だと思いますか?
私の感覚で古い時代のランジェリーというとはアラビアンナイトに出てくる王様の周りを給支している女中さんのイメージがあります。シースルースタイルのランジェリーのような着衣のセクシーな美女が現在のセクシーランジェリーのような薄い布を纏って踊り、それを眺めている王様というシーンを思い浮かべてしまいます。これはディズニー等のアニメや絵本のイメージで実際には勝手な思い込みかもしれません。
それではランジェリーの前身である下着の歴史から調べて行きたいと思います。
女性用下着の起源は今から約5000年程前の紀元前3000年頃シュメールのテラコッタ像に描かれた二人の婦人の内、一人がはいているパンティが下着(ランジェリー)の起源とされています。
人類と下着という話になれば今から4万年前の遺跡に見られる腰紐のようなものをつけたレリーフという話や、はては旧約聖書に登場するアダムとイブがリンゴ(知恵の実)を食べたことにより自分達が裸でいることに気づき近くにあった葉っぱを腰に巻いたものが始まりだ等という諸説があります。
元々適当な大きさの布を紐で腰に巻いたものが古来最初の下着であったことは疑いようがないことだと思います。また、これらは大きく2つに分けられ、一つは腰に布を巻きつけベルトなどで止める腰巻タイプ。お風呂上りにバスタオルを巻きつける雰囲気を思い浮かべると分かりやすいかもしれませn。
もう一つのタイプは日本ではおなじみの褌スタイルです。熱帯地方などでは褌スタイルが広まりました。気候の関係で着衣を必要としなかった為、褌一枚で十分に生活が出来たという事です。この場合腰巻では少々こころもと無いですしね。実際に古代エジプトのファラオの埋葬品からも褌が遺跡からも多数出土しています。さらにこの時代ロインクロスと呼ばれる簡易スカートも広まったそうです。エジプトの壁画などでも見られる腰巻のことです。
この時代であっても王様の使用するものですから装飾性があったのかも知れません。もし装飾性のあるものや実用的な目的でなく儀式用等の下着があったとすればこの辺りがランジェリーの始まりかもしれませんね。
ちなみにこの時代女性も男性と同じような下着を着用していました。ギリシャやローマ帝国ではローブのような簡易な布を胸元からたらしたりして下着を隠していたとされているそうです。中でもローマ帝国の人々は現在のショーツに近い形の下着を着用していたそうです。
中世に入ると男性用ロインクロスが発達して16世紀にイタリアで女性用のズロースが生まれました。このズロースが18世紀になるとイギリスに伝わり、ドロワーズと呼ばれるようになりました。このドロワーズが日本に入ってきた時になまってズロースと呼ばれるようになりました。実際にこのズロースが日本に入ってきたのは戦国時代のことでした。ポルトガル人の献上品が最初だと言われています。他の国へのみやげ物として女性用下着を持っていくという感覚がちょっと分かりかねますが・・。
まだこの辺りではあくまでも下着であって現在のランジェリーとは意味合いが異なる気がします。
少し話しがそれましたので次項からは話をランジェリーに戻しましょう。
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